※本記事はプロモーション(広告)を含む。
棚を買う前に、並べる鉢が全部で何kgになるのかが分からない。商品ページに耐荷重250kgと書いてあっても、それが自分の鉢に足りるのかが見えない。育成ライトを付けたい場合は、棚の幅や段の高さがライトに合うのかも読み切れない。
この記事で決めることは3つだ。鉢の重さの足し算、棚の寸法、ライトを付けるときの条件。アガベと塊根植物の鉢を、室内の棚に並べる場合に絞る。屋外用の棚、自作(DIY)の棚、特定の店のブランドの棚は扱わない。鉢の素材と号数の選び方はアガベの鉢の選び方にまとめてあるので、ここでは鉢そのものは選ばない。
数字は、メーカー公式の仕様と、東京消防庁の資料に出ているものだけを使う。公式の仕様ページに書かれていないこと(屋外で使えるか、錆びにくいか、ライトを付けられるか)は、書かずに「書かれていない」と断る。
耐荷重の数字は「棚板1枚」「全体」「均等にかけたとき」の3つで読む
棚の耐荷重には、少なくとも3つの読み方が混ざっている。棚板1枚あたりの数字、棚全体の数字、そしてどんな載せ方を前提にした数字かだ。
まず、アイリスオーヤマのメタルラック(ポール径25mm)の公式表記を並べる。型番は例として並べるだけで、順位ではない。
| 型番(幅×奥行×高さ mm) | 棚板1枚あたり | 全体 |
|---|---|---|
| MR-9018J(910×460×1,785) | 約250kg | 約500kg |
| MR-1218DJ(1,200×610×1,790) | 約125kg | 約500kg |
| MR-1518DJ(1,500×610×1,790) | 約100kg | 約500kg |
| MR-1215JK(1,200×460×1,510、高耐荷重モデル) | 約300kg | 約500kg |
出典はアイリスオーヤマ公式の各商品ページ(出典一覧にある)。読み取れることは3点ある。
1. 棚板1枚の数字は、棚板全体で受ける重さ
ルミナスクラブ(ドウシシャ)のコラムは、棚板1枚あたりの耐荷重を次のように説明している。「棚板のどこか1点に150kgの重さをかけて良いのではなく、棚板全体で受け止める重さが150kgになるということです」。同じサイトの別のコラムは、耐荷重を「棚全体に均等に荷重がかかったときの数値」としている。
つまり、数字は荷重が棚板に広がっている前提のものだ。重い鉢を棚板の1か所に寄せて置くときは、この数字をそのまま当てはめられない。BARRELの植物用ラックの注意書きにも「重量物を棚板の端に置かないでください。」とある。
1点に集中させない
棚板の耐荷重は、棚板全体で受ける重さの数字だ。重い鉢を1か所に寄せない。メーカーが「均等に」を前提にしていること、BARRELが棚板の端に重量物を置かないよう注意していることを、数字の前提として読む。
2. 全体の数字は別にある
上の表の「全体」は、どの型番も約500kgだ。棚板1枚の数字とは別に、棚全体で受ける重さの上限がある。
ここからは、公式の数字を使った算数で、メーカーが書いていることではない。棚板1枚が250kgで全体が500kgの棚に、3枚の棚板へ250kgずつ載せると、合計は750kgになり、全体の500kgを超える。棚板1枚の数字だけを見て、棚板の数を掛けると、全体を超えることがある。 棚の段数は型番ごとに違うので、買う棚の段数と、棚板1枚・全体の両方の数字を並べて確かめる。
3. 幅が広いほど、棚板1枚の数字が小さい
同じ25mmポールのシリーズでも、幅が広いと棚板1枚の数字が下がる。上の表では、幅910mmで約250kg、幅1,200mmで約125kg、幅1,500mmで約100kgだ。幅1,200mmでも、高耐荷重モデルの MR-1215JK は約300kgと表記されている。型番によって違うので、幅だけで決めず、型番ごとの数字を見る。
この表の数字が、アガベの鉢に足りるかどうかは、まだ分からない。鉢の重さを足してから比べる。それが次の節だ。
鉢1つの重さを足し算する
鉢の重さは、次の式で出す。
鉢1つの重さ = 土 + 鉢本体 + 鉢皿 + 土や皿に含まれる水 + 株
棚1段の重さ = 鉢1つ × 並べる数 + 鉢皿・化粧石など
この式は、この記事の整理であって、公的機関やメーカーが示した式ではない。項目ごとに、出典のある数字と、出典が見つからなかった部分を分ける。
土の重さ
出典のある数字は、アイリスオーヤマ「穏やかに育つ観葉植物の土」の商品情報の「重量」欄にある。5Lで2.1kg、10Lで4.5kgだ。主要な素材はココファイバー、赤玉土、鹿沼土、軽石、パーライトと書かれている。
この数字は、袋に詰めた状態の重さだ。使ったあとの重さや、水を含んだあとの重さではない。また、観葉植物用の1商品の数字で、アガベ・塊根植物の鉢でよく使う赤玉土や軽石主体の用土の重さではない。赤玉・軽石主体の配合が観葉植物用の培養土より重いかどうかは、公式の数字を読めていないので、この記事では言い切らない。用土の素材は塊根植物の用土配合で扱っている。
鉢本体、鉢皿、化粧石
鉢本体と鉢皿の重さは、素材や大きさで違う。公的機関やメーカーによる比較は見つからなかったので、素焼き・スリット・陶器・プラ鉢の重さの比較は書かない。商品ページの重量欄を読んで足すのが確かな方法だ。素材の違いはアガベの鉢の選び方にある。号数と直径の換算(号数×3cm)も、同じ記事を見る。
鉢皿の外寸は、次の節の奥行にも関わる。化粧石を敷く場合も、重さは足し算に入る。数字は出典がないので書かない。
水の重さ
水1Lは約1kgだ。これは物理の換算で、特別な出典は要らない。水やり直後は、土が水を含んだ分だけ鉢が重くなる。鉢皿に水が残っていれば、その分も加わる。含水量の具体的な数字は、出典がないので書かない。
量ってから決める
土も鉢も水も、数字を推測で積み上げるより、自分の鉢を量って式に入れるほうが確かだ。「6号のプラ鉢は約○kg」という目安は、出典のない数字になるので、この記事では作らない。量った数字を式に入れ、並べる数を掛け、鉢皿や化粧石を足せば、棚1段の重さが出る。その数字を、前の節の棚板1枚の耐荷重と、全体の耐荷重の両方に当てる。
家庭用のスケールで量る場合は、最大計量を先に見る。タニタのデジタルクッキングスケール KJ-303 は、公式ページに「『0.1g』ではかれる」「最大『3kg』まで計量できる」と書かれている。3kgを超える鉢は、このスケールでは量れない。 土を入れて水を含んだアガベの鉢は、スケールの最大を超えることがある。超える場合の測り方は、出典を読めていないので、この記事では書かない。

タニタ KJ-303 は、最大3kgまで量れるスケールで、候補の一例だ。大きな鉢まで1台で量りたい場合は、最大計量が足りない。購入前に、手持ちの鉢の中で最も重い鉢が3kgを超えそうかを見ておく。
奥行・幅・段の高さ — 鉢径+鉢皿、葉の広がり、ライトの長さ
寸法は、奥行、幅、段の高さの3つを見る。
奥行
公式の寸法で見ると、アイリスオーヤマのメタルラックには、奥行460mmと610mmの商品ページがある。BARRELの植物用ラック「PLANT OPEN RACK」は、70が高さ700×横幅600×奥行300mm、100が高さ1000×横幅900×奥行360mmだ。
奥行は、鉢の直径だけでなく、鉢皿を使うなら鉢皿の外寸で数える。鉢の直径は号数×3cmで換算できる(換算はアガベの鉢の選び方にある)。鉢皿は鉢より一回り大きいことが多いので、棚板の奥行に収まるかを、皿の外寸で確かめる。
幅 — ライトを付けるなら、本体の長さと台数で見る
幅は、並べる鉢の数と鉢の外寸で決まる。アイリスオーヤマのメタルラックには、公式の寸法で幅910mm、1,200mm、1,500mmの型番がある(最初の節の表)。BARRELの植物用ラックは、70が横幅600mm、100が横幅900mmだ。
育成ライトを付けるなら、幅は付けたいライトの本体の長さと台数とあわせて見る。 棚板の裏に付けるバー型のライトは、長さ方向に光源が並ぶ。ライトが棚の幅より長ければ、そのままでは付かない。連結して使う製品は、台数分の長さと、連結部の取り回しも棚の幅に入る。例として、BARRELのバー型ライト GROW LINE は、公式の寸法で長さ660mm(60cm)と1,260mm(120cm)の2種類だ。数字だけを比べると、660mmは幅910mmの棚に収まり、1,260mmは幅1,200mmの棚より長い。付け方(ワイヤーで吊るすなど)によって収まり方は変わるので、買う棚の幅と、ライトの長さ・付け方を商品ページで照らして確かめる。
幅が広い棚は、先に見たとおり、棚板1枚の耐荷重の数字が下がる型番がある。ライトの長さに合わせて広い棚を選ぶと、耐荷重の数字が変わる場合がある。幅だけで棚を決めず、耐荷重と一緒に見る。
幅の数字で「何cmがよい」とは言えない。株の数、鉢の大きさ、ライトの長さ、置く部屋の広さで変わるからだ。
葉の広がり
アガベは、鉢の直径より、株の張り出し(葉の広がり)のほうが大きくなりやすい。隣の株、ラックの支柱、ライトに、葉が当たらない間隔を確保して、奥行・幅・段の高さを見る。「葉先から何cm空ける」という数字は、出典がないので書かない。鋭い葉の取り回しはアガベの冬越しの取り込みの節でも触れている。
段の高さ
棚板と棚板の間隔は、次の足し算で決まる。
棚板の間隔 = 鉢の高さ + 株の高さ + ライトまでの距離
ライトまでの距離の数字は、ここでは書かない。距離と点灯時間は、育成ライトの選び方の「距離・時間・タイマー」の節にまとめてある。鉢の深さが棚とライトの高さに関わる点は、アガベの鉢の選び方にある。
棚板の位置を後から動かせるかどうかも、段の高さに関わる。ただし、アイリスオーヤマのポールの溝のピッチを、公式の本文では読めていないので、数字は書かない。買う前に、商品ページで棚板の位置を変えられるか、何mm単位かを確認する。
棚の種類と素材 — 観点ごとに並べる(ビザールプランツ ラック・塊根植物 ラック)
「ラック」と呼ばれる棚にも、量産のメタルラックと、植物用のオープンラックがある。ここでは、公式の仕様が読めた2種類について、観点ごとに事実だけを並べる。順位はつけない。
| 観点 | 量産のメタルラック(アイリスオーヤマ) | 植物用のオープンラック(BARREL) |
|---|---|---|
| 材質(公式) | 棚板・ポール: スチール(クロムメッキ)、固定部品: ABS樹脂 | アイアン(スチール) |
| 耐荷重(公式) | 棚板1枚あたり100〜300kg、全体500kg(この記事で挙げた型番) | 一段あたり最大5kg |
| 奥行(公式) | 460mm・610mm の商品ページ | 300mm(70)・360mm(100) |
| 使う場所(公式の注意書き) | 読んだページに屋内外の記載なし | 屋内専用。屋外・ベランダ・雨水のかかる場所では使わない |
| 水への注意(公式) | 読んだページに記載なし | 水に濡れたまま放置するとサビ・変色の原因。湿気が多い時期は拭いて乾燥。温室など高温多湿・結露では換気と湿度管理 |
| 組み立て(公式) | 読んだページに記載なし | お客様による組み立てが必要。1名で困難なら2名以上 |
耐荷重の欄を見ると、同じ「ラック」でも数字の桁が違う。メタルラックは棚板1枚で100〜300kg、BARRELの植物用ラックは一段あたり最大5kgだ。鉢の重さを足してから、どちらの桁が要るかを決めることになる。どちらがよいとは、この記事では決めない。 一段5kgの棚には、鉢1つと鉢皿と水を足した重さが5kgを超える鉢は載せられない、ということは仕様から言える。
水受けトレーの有無も、観点の1つになる。この記事で挙げた2種類の仕様には、水受けトレーの記載がない。トレーが付いていない棚では、水やりの水が棚板や床に落ちる前提で、鉢皿を使うか、置く場所を選ぶことになる。BARRELは、水に濡れたまま放置するとサビや変色の原因になると書いている。水の扱いは、室内の注意の節でも続ける。
木製の棚、ワイヤーシェルフ、エキスパンドメタルの棚は、メーカー公式の仕様を読めていないので、この記事の表には入れていない。ルミナス(ドウシシャ)のスチールシェルフも、公式の仕様ページを読めていないため、数字を使わない。
量産のメタルラック(一例)
メタルラックは、奥行460mmと610mmで、同じ幅910mm・同じ耐荷重の型番がある。奥行の違いを見るための一例として、2つを並べる。

MR-9018J は、公式の表記で、幅910×奥行460×高さ1,785mm、棚板・ポールがスチール(クロムメッキ)、固定部品がABS樹脂だ。耐荷重(約)は全体500kg・棚板1枚あたり250kg、ポール径(約)25mmと書かれている。棚板の付属枚数は、読んだページで確認できていない。

MR-9018DJ は、幅910×奥行610×高さ1,790mmで、材質・耐荷重・ポール径は MR-9018J と同じ表記だ。違いは奥行で、鉢皿を使うなど、奥行が要る場合の比較に使える。公式ページには、屋外での使用、防錆・防水、ライトの取り付け可否の記載がないため、この記事ではそれらを書かない。
植物用のオープンラック(一例)

BARRELの PLANT OPEN RACK は、植物用ラックの一例だ。70は高さ700×横幅600×奥行300mmで重量5,300g、100は高さ1000×横幅900×奥行360mmで重量11,600gと公式に書かれている。材質はアイアン(スチール)で、色はブラック・ベージュ・グレー、組み立てが必要だ。
耐荷重は一段あたり最大5kgで、公式の注意書きに「必ず製品の耐荷重以内でご使用ください。」とある。ほかに「本製品は屋内専用です。屋外、ベランダ、雨水のかかる場所での使用はしないでください。」ともある。一段5kgという数字は、前の節の足し算と合わせて読む。
ライトを付けるなら、棚の側で決めておくこと(植物育成ライト 棚・ライトスタンド)
ライトの形、明るさ、距離、電気の安全は、育成ライトの選び方に書いた。ここでは棚の側の条件だけを扱う。
1. 取り付けの方式
育成ライトの付け方には、棚板の裏に付けるバー型、棚の上段に吊るすパネル型、クランプで挟むスタンド式がある。形の違いは育成ライトの選び方の記事に整理してある。棚の側では、どの方式で付けるかによって、見る点が変わる。
2. クランプ式スタンドは「くわえ幅」を見る
BARRELの ROKI-350 STAND は、テーブルや棚などの土台にクランプで挟んで設置するスタンドだ。公式の仕様は、高さ調節が54cm・64cm・74cm、クランプのくわえ幅が10〜54mmと書かれている。クランプ部分にはクッションがあるが、長時間の使用で設置箇所に跡がつく可能性があるとも書かれている。
このスタンドは、公式ページの説明では ROKI-350 というライトの専用スタンド(アイアン製)で、ライトは別売りだ。ほかのライトに使えるとは書かれていない。

BARREL ROKI-350 STAND は、クランプ式スタンドの一例だ。くわえ幅の範囲に収まる厚みの棚板や天板に取り付ける。
3. 棚板の厚みと形
アイリスオーヤマの棚板パーツ(MR-12TK)の公式寸法は、1,200×460×40mm、耐荷重300kg、適合ポール径25mmだ。棚板の高さ(厚み)が40mmとされているので、この数字と、クランプのくわえ幅10〜54mmを並べて見ることはできる。
ただし、クランプ式スタンドがメタルラックのワイヤー棚板に付くかどうかは、BARRELもアイリスオーヤマも、組み合わせを公式に書いていない。 そのため「付く」とは書かない。付けられるかは、スタンドのくわえ幅と、ラックの棚板の厚み・形状を、購入前に商品ページで照合して確かめる。
4. 棚の幅とライトの本体の長さ
バー型のライトを棚板の裏に付けるなら、棚の幅と、ライトの本体の長さ・台数を照らし合わせる。先の節で書いたとおり、幅の数字で何cmがよいとは言えない。

BARRELの GROW LINE は、棚下に付けるバー型ライトの一例で、育成ライトの選び方でも取り上げた。公式の寸法は、長さ660mm/1,260mm、直径34mm、質量400g/610gだ。連結して使う場合は、本数分の長さと連結コードの取り回しも棚の幅に入る。
5. コンセントの位置、コード、段の高さ
コンセントの位置と、コードを鉢や棚に挟まないこと、配線器具の電気容量は、育成ライトの選び方の「置き場所と安全」にまとめてある。ここで再び引用はしない。段の高さは、ライトの高さを含めて決める(前の節)。
室内に置く棚の、転倒・水・置き場所
転倒
東京消防庁の資料(東京消防庁『家具転対策ハンドブック』、令和6年1月)は、東京消防庁の調査で、地震時の負傷者の約3〜5割が屋内の家具類の転倒・落下によるものだとしている。棚の置き方について、資料は次のように書いている。
- 「棚などの家具に物を収納する場合は、重いものを下に収納し、重心を低くすることで倒れにくくしましょう。」
- 「家具をL型金具などで壁に直接ネジ固定する方法が最も効果が高い。」
- 「家具の上部と天井の間に、ポール式やすき間家具などで家具を固定する場合は、ストッパー式や粘着マット式を併用すると効果が高い。」
- 「ポール式の場合は、天井に下からの突き上げに耐える強度が必要で、強度がない場合は、当て板等で補強する必要がある。」
書架・物品棚・移動ラックの転倒防止対策としては、「床・壁・天井と必ず固定しましょう」と書かれている。
資料が鉢を挙げているわけではない
「重い鉢は下の段に」は、東京消防庁の「重いものを下に収納」を、鉢に当てはめた読み方だ。資料が鉢や植物を挙げているわけではない。2段の棚でも固定が要るかなど、高さ別の判断は、資料から読み取れなかったので書かない。
固定の方法は、L型金具とポール式(突っ張り)が資料に出てくる。メタルラックのスチールポールやワイヤー棚板にL型金具を付けられるかは、金具のメーカーもラックのメーカーも書いていない。突っ張りを使う場合は、資料のとおり、天井の強度が要る。天井までの高さに合う型番も必要だ。金具やポール式の器具が、手持ちの棚に付くかは、購入前に商品ページで適合を確認する。
水
BARRELは、水に濡れたまま放置するとサビや変色の原因になると書いている。湿気が多い時期は拭いて乾燥させ、温室のような高温多湿の場所や結露では、換気と湿度管理をするよう求めている。メーカーが屋内専用とする製品を、水気の多い場所には置かない。
水やりのあとの鉢皿の水、棚板への水はね、窓際の結露は、棚にとっての水だ。アイリスオーヤマのメタルラックについては、読んだ公式ページに防錆・防水の記載がないため、強いとも弱いとも書かない。
置き場所
窓際の冷え込みや風通しは、塊根植物の冬越しの室内管理に書いた。冬に屋外から取り込む判断はアガベの冬越しにある。「窓辺は何度」という数字は、出典がないので、この記事では書かない。
床の強さ(積載荷重)は、公的な資料を直接読めていない。重い棚を置く部屋の床については、建物の管理者や施工元に確認する、というところまでにとどめる。
買う前の確認(上から順に)
-
STEP
鉢を量る
鉢・土・皿・水を含めた重さを、実測か商品ページの重量で足す
-
STEP
1段の重さを出す
鉢1つの重さ × 並べる数。鉢皿・化粧石も入れる
-
STEP
棚板1枚と全体の耐荷重を見る
幅が広いほど棚板の数字が小さい型番がある。棚板の数字×段数が全体を超えることがある
-
STEP
寸法を見る
鉢径+鉢皿、葉の広がり、段の高さ。ライトを付けるなら、棚の幅とライト本体の長さ・台数
-
STEP
ライトを付けるなら
ポール径、クランプのくわえ幅、棚板の厚み・形状を照合する
-
STEP
置いたら
重いものは下段、壁・床・天井で固定、水気を避ける
細かい疑問
Q. 屋外に置けるか。
BARRELの植物用ラックは、屋内専用だ。アイリスオーヤマのメタルラックは、読んだ公式ページに屋内外の記載がないので、確認できていない。屋外は、この記事の範囲外とする。
Q. 全段に鉢を満載してよいか。
全体の耐荷重があり、棚板の耐荷重×段数がそれを超えることがある(最初の節)。棚板1枚と全体の両方の数字で確かめる。
Q. 2段の棚でも固定が要るか。
東京消防庁は、書架・物品棚・移動ラックを「床・壁・天井と必ず固定しましょう」としている。高さ別の判断は、資料から読み取れなかったので、書かない。
出典一覧
- アイリスオーヤマ: メタルラック 奥行61cm
- アイリスオーヤマ: メタルラック 奥行46cm
- アイリスオーヤマ: メタルラック 高耐荷重モデル(棚板 MR-12TK)
- アイリスオーヤマ: 穏やかに育つ観葉植物の土
- ルミナスクラブ: 業務用スチールラックはどれがおすすめ?耐荷重など重視したいポイント
- ルミナスクラブ: 業務用スチールラックとは?
- BARREL: PLANT OPEN RACK 70/100
- BARREL: ROKI-350 STAND
- BARREL: GROW LINE
- 東京消防庁: 家具転対策ハンドブック(令和6年1月)
- タニタ: デジタルクッキングスケール KJ-303/KJ-304/KD-320





